天井線
ふと思った。
ここに一羽の鳥が居ます。
ある世界では、彼女は生涯移動できる距離分の大きな鳥籠に入れられています。
またある世界では、彼女は自由で、どこにでも飛べには行けますが、やはり前者と全く同じ距離の生涯飛べる分しか移動できません。
表面的には何の違いもない寸分違わぬ、二つの世界の彼女。
只、本質的に両者には大きな、とても大きな違いがあります。
敢えて言うとするならばそれは天井線。
自分でも知覚すらできない意識下で、両者の間に身体的神経、不可視精神のストレスのようなものの差異は浮き出るものなのでしょうか。
話は大きく転がって。
地球が世界。宇宙が世界。
この意識そのもの全てが世界。
これら二元性から生まれる両者。
・・・・・あぁぁぁあぁ~・・・
・・・ここはカットで
兎にも角にも。
二つの世界の彼女。
果たして我々は、どちらの世界の生き物なのでしょう。
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