きゃんどる洞窟

すらりぬらりとイデアさん[idea]、手記綴ら...

芽吹き









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ハァハァハァ・・・


「・・・もう駄目でゴワス・・・脚が・・・」

ガクゥッ





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——


———



チュンチュンピーチチチ







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「・・・・・ウゥッ・・・・・・・・・こ、ここは・・・」








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「外に出でみるでゴワスか・・・」



バタン

———








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「・・・・・」






「おや、もう起きて大丈夫なのかい?」



「ここは・・・ここはどこなんでゴワスか?」

「グリダニアさ。アルダースプリングスで倒れていた君を、哨戒中だった鬼哭隊が偶然見つけてね。あの辺りは危険な魔物が多いから、ほんと運がよかったよ。僕はミューヌ、カーラインカフェの店主兼冒険者ギルドのマスターさ」
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「それにしてもあんなところで倒れていたなんて・・・いったい何があったんだい?見たところ冒険者でもなさそうだし・・・」

「・・・・・・・・・実は・・・アバラシア山脈北東の村落にいだんでゴワスが、突然帝国の襲撃に遭っで・・・あっしは偶々山菜採りで村を離れでだから助かったけんど・・・村に戻ってみだら、帝国軍のほかにはもう、誰も・・・そのまま何とか逃げてきだんでゴワス・・・兄者も村のみんなも、どうなっだかわからねぇだ・・・」
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「そうだったのか・・・・大変だったね・・・。でも驚いた、アバラシアからここまでたった一人、その装備でよく来られたものだよ」

「丈夫さだげが取り柄だもんで・・・」

「・・・君、冒険者に向いているかもしれないね」

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「さて、とりあえず・・・そうだな、鬼哭隊の屯所に行ってみるといい。保護してくれたのは彼らだし、ひょっとするとその帝国軍や村民のことも何かわかるかもしれないしね。それと・・・これ、宿屋の余りものだけど、着るものがないみたいだったから。受け取っておくれよ」
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「・・・忝いでゴワス」

「冒険者だったらもっと協力してあげられるんだけどね・・・、戻ってくるまでに難民用の書類を用意しておくよ。・・・落ち着くまで暫くここにいるといい。精霊様もきっと許してくださるだろうから」


———


「・・・屯所は・・・ここでゴワスな」
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「貴様だな、保護されたローエンガルデというのは」


「鬼哭隊のジョリーヌだ。事情を詳しく聞かせて貰おうか」
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———

「成る程。しかし残念だな、そういった情報は、今のところ入ってきていない」

「そうでゴワスか・・・」

「貴様、これからどうするつもりだ」

「・・・・・」

「このところ不審者の情報が多い、・・・頼むから厄介事だけは勘弁してくれよ」

「・・・」


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スタスタスタ・・・



「おい、お前」

「・・・あっしでゴワスか」

「・・・聞こえたぞ。災難だったな。聞くつもりはなかったんだが・・・。」

「・・・・・」

「お前・・・当てが無いってんなら、冒険者になったらどうだ」
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「冒険者・・・」

「そのでかい図体なら、最低限の日銭は稼げるだろうよ」

「・・・」

「それにお前、仲間を探してるんだろ?だったらこんな適職はないと思うがな。各地で仕事を請負いながら仲間の情報収集もできるんだ。それと、お前がここまで来られたのは運が良かったからに過ぎない。いずれ故郷に帰るにしても、そんなナリじゃあ辿り着く前に道中で野垂れ死にだ」
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「お前のような難民は決して珍しくない。今じゃどこの国でも同じだ。特に砂都なんて目も当てられない・・・。・・・このまま順当にいけば、おそらくお前は盗人か屍になるだろう。俺は今まで、そんなやつらを何度も見てきた。難民の扱いなんて所詮そんなもんなんだ」

「・・・」

「俺が掲げる『槍術』は『切り拓く力』だ。困難や逆境の中のわずかな希望を見出し、踏み込み、勝ち取るための力」

「切り拓く・・力・・・」

「そのためには使い手の腹に据えられた『覚悟』が必要だ。幸い、我が槍術士ギルドでは広く門下生を集っている」

「・・・・・・・・・・・・」





「マスターとして槍術士ギルドをまとめている、イウェインだ。お前にその『覚悟』があるってんなら、みっちり鍛えてやる。」
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———

——



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「登録してほしいでゴワス」

「おっと、来たね。それじゃあここに・・・」

「・・・冒険者として」

「・・・・・。・・・なんだか顔付きが変わったね。・・・よし、いいとも。・・・それじゃあこっちにサインしてくれるかな」






「Ofan Uwil<オファン ウヴィル>・・・うん、素敵な名だね」
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「改めて、ようこそグリダニアへ!我々は、君のような冒険者を歓迎する。活躍を期待しているよ、オファン。」





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オファンの旅 01



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