きゃんどる洞窟

すらりぬらりとイデアさん[idea]、手記綴ら...

夢の階段『下水道とデパート』







夢を視た。


下水道とデパート。



徐々に壊れてゆくデパートの中で、淡いネオンの、カラフルなエレベーターに乗っていた。

乗客は定かではない。度々止まると数が変動していたからだ。


27階。

18階。

26階。


数字だけみれば滅茶苦茶だが、感覚はずっと降りていくそのものだった。

たったひとつのドアの隙間から何かで争うヒト達が覗き見える。

どの階も雰囲気は違ったが、それらは共通してあくまでゲームのようなものに思えた。



エレベーターから出ると、いつの間にかデパートの明かりは殆ど消え、そこにいたであろう住人の影はどこにもなかった。

デパートはずっと広かった。

何故かぼろぼろに崩壊しかけのデパートを、拾った懐中電灯を握りしめ進む。

そのままあてもなく長い網目状の廊下を歩くうち、ここが病院であるとも気付く。

外に出る。

デパートのドアをくぐると、黒い空と荒廃した空気を感じた。

デパートは堆く積まれたブロック、石塀に囲まれていた。

石塀には門が一つあった。

門の向こうには大きな下水道、トンネルが両端にある。

行くしかない気がして下水道の奥へぴちゃぴちゃと進む。

と、突然背後のトンネルから巨大な女王アリが迫ってきた。

いつの間にかいた周りの人間、怪我で盲目だった少女が殺された。



本当はもっとあるし、あった筈だ。









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 手記

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